ルーブル美術館展ー17世紀ヨーロッパ絵画ー
2009年 06月 13日
昨日上野の国立西洋美術館で開催されているルーブル美術館展を
駆け込みで見に行ってきた。
チケットの絵画はレンブラントの自画像
2月から開催されていたが、連日かなりの混みようと聞いていたが
明日で終わりになるのでやっぱり見に行こうと出かけた。
10時から並んだが、40分待ちでやはり、盛況 でも帰りはもっと混んでいた。
昨日はかなり暑くて待つのもつらい。
今回の目玉は、フェルメールの「レース編みの女」
これはとても小さいが。
日本では初めての公開、以前のフェルメール展でも出品されなかったものである。
そのほかにも本や、写真で同じみの作品もあった。
フェルメール展は今年初めにも行ってきたが、惹きつけられるものがある。
ヨーロッパの華やかな宮廷画でもなく、宗教画でもない、ごくありふれた
何気ない日常生活の女性が中心、光と影の構成が巧みで、なんだか、
ほっとするような気がする。
私は、絵画にはまったく素人だがフェルメールの青色は素晴らしいと思う。
高価な絵の具を使用していたようですが。
今回はフェルメールはこの一点だけ。
私的に素晴らしいと思った一番のお気に入りは、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
の「大工の聖ヨセフ」。
みた瞬間わあぁ~素晴らしいと思った。
なんとも言えないオーラが発せられている。涙が出そうになった。
クリスチャンでもないが。
誰もいないところで、ゆっくり見ることができたらどんなにかいいのになぁ。
最近有名展覧会となると、人、人で溢れ、しかも目玉の絵画のところは特に
混み合って、あんなに近づかなくてもいいのにと、思うことが多い。
いろいろな方が鑑賞されるが、多くは私と同じような方たち??
もっと専門家???
細かい細部を顔を近づけ長々と見るよりも、遠くから絵画全体の雰囲気を味合いたいが、
そんな余裕はない。
ちょっと離れてみようとすると、すぐに脇から前へ入り込まれて・・・・
展覧会へ行くにもエネルギーがいる。
でも、やっぱり行ってきてよかった。
by gonta2kohana1-nak
| 2009-06-13 20:36
| 日常